犬・猫と暮らす住まいで育てたい植物・避けたい植物ガイド 第4部 猫と相性の悪い植物

2026年02月05日

犬・猫と暮らす住まいで育てたい植物・避けたい植物ガイド 第4部 猫と相性の悪い植物

【第4部】 猫と相性の悪い植物 〜猫は犬より中毒が重症化しやすい。正しい知識で守る住まい〜
猫は植物の毒に非常に敏感で、少量でも重症化、場合によっては命を落とすケースがあります
ここでは、猫と相性の悪い植物を科名ごとに10グループに整理して一例を紹介します。
また、すでに相性の悪い植物を育てている場合の対処方法についても取り上げます。 
1.ユリ科植物(ユリ、チューリップ、ヒヤシンス)※最重要
花粉を舐めただけでも腎不全の危険があり、最も注意すべき植物です。
とくにユリは注意!球根だけではなく、葉も花も花粉も茎も全て毒性があるようで、少し口に含んだだけで命の危険性が高まる植物です。
その事を知り、ユリの切り花は一切飾るのをやめ、さすがに我が家で育てていたユリの球根は処分しました。
(ユリだけは対処方法を取れませんでした。) 

2.サトイモ科植物(ポトス、モンステラ、クワズイモ、ディフェンバキア、アンスリウム)
結晶性シュウ酸カルシウムにより、口内炎・よだれ・腫れなどの症状が出ます。

3.ツツジ科植物(アザレア、シャクナゲ、ブルーベリー)
嘔吐・ふらつき・心臓への影響が出ることがあります。

4.キンポウゲ科植物(クリスマスローズ、ラナンキュラス、アネモネ)
皮膚炎・胃腸障害を引き起こす可能性があります。

5.ナス科植物(ホオズキ、ベラドンナ)
神経症状や消化器症状を引き起こすアルカロイド系毒があります。
アルカイド系毒は第2部でも掲載した通り、植物が身を守るために作る「強い天然毒」で、神経や心臓に作用しやすい成分の事で、神経症状や消化器症状(よだれが止まらない、嘔吐、下痢、ふらつき、興奮またはぐったりする、心拍の異常、けいれん等)等が出ることがあります。

6.ススキノキ科(アロエベラ、キダチアロエ)
下痢・嘔吐・震えなどの症状が出ることがあります。
アロエベラは育てていて、猫が近寄らないように対策をしています。

7.キジカクシ科(ドラセナ、スズラン)
スズランは心臓に影響する成分を含み、特に危険です。

8.サクラソウ科(シクラメン、プリムラ)
根に強い毒性があり、誤食すると重症化する可能性があります。
シクラメンは育てているので注意をしています。

9.トウダイグサ科(ポインセチア、ユーフォルビア)
樹液が皮膚炎や胃腸障害を引き起こします。

10.ウコギ科(アイビー、ヤツデ)
胃腸障害や皮膚刺激を引き起こす可能性があります。

※ちなみに我が家では5.ナス科植物と10.ウコギ科植物以外は愛猫に対して細心の注意をしながら育てています。 
では上記のような植物を育てている場合の対処方法はどうしたらよいでしょうか?

【すでに家にある場合の対策】

・完全に手の届かない吊り下げ位置に移動
・ガラス扉付きの棚に入れる(換気にも気配りをする)
・ベランダや屋外に移動する(気候が合う場合) 等

猫は高い場所に登れるため、犬以上に「高さの管理」が重要です。
我が家の場合、兎にも角にも猫に届かない(触れない)ように植物を育てています。 
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